逆流性食道炎
胃潰瘍その他の胃・食道疾患

胃潰瘍

胃粘膜に穴!?胃潰瘍の恐怖

逆流性食道炎

現代人に多い胃潰瘍胃腸などの消化器官はストレスなどの影響を受けやすく、損傷しやすい器官と言えます。
多忙を極める社会人の中にはストレスを受けやすく、胃腸に不調を感じている人も多く居るのではないでしょうか?

どのような疾病か?その原因とは

胃潰瘍の症状と原因胃は粘膜の層が重なって作られており、内部から外部に向かって粘膜層/粘膜筋板/粘膜下層/固有筋層/漿膜下層/漿膜という組織から構成されます。

粘膜層に欠損があることを「びらん」と呼び、粘膜下層よりも深い固有筋層にまで及ぶ欠損を「潰瘍」と呼んでいます。
胃と同時に十二指腸に潰瘍が出来ることを胃・十二指腸潰瘍または消化性潰瘍と呼んでいます。

胃潰瘍の原因とは

胃内部を酸性の強い胃液や消化酵素が満たしているため、胃酸により組織を損傷しないように自分を守る術を持っているのですが、ヘリコバクター・ピロリ菌への感染やストレス、薬剤の内服(非ステロイド性抗炎症薬など)により胃粘膜を守る防御機能が壊れ、胃液が粘膜を傷つけます。

胃潰瘍の一番の原因として挙げられているのがピロリ菌による感染です。約7〜9割くらいの胃潰瘍患者からピロリ菌が確認されているほどです。
その次に非ステロイド抗炎症薬(NSAIDs)が胃潰瘍を起こす原因と言われています。
ストレスでも胃潰瘍を引き起こすと言われていますがストレスだけで発症することはあまりなく、ピロリ菌に感染している人はストレスが加わると胃潰瘍を起こしやすくなります。
その他にも煙草や飲酒、食生活が関係していると考えられています。

胃潰瘍の発症は中高年多く見られ、十二指腸潰瘍は青年期〜壮年期にかけて多く見られています。
その男女の割合は男性に多いそうです。
私たち日本人には胃潰瘍の発症例が多く、欧米人は十二指腸潰瘍の発症例が多いそうです。

ヘリコバクター・ピロリ菌とは

胃の中には強力な酸を持つ胃液が存在し、胃酸が入ってきた菌類を除去してしまうため、細菌が胃で生き延びることは不可能と考えられていました。
しかしピロリ菌は、胃の粘膜を好のみ在住しています。

粘膜には保護する働きを持つ胃粘液があり、ピロリ菌はその中に潜伏し、除去作用のある胃酸から逃げ延びています。
このピロリ菌は7〜9割くらいの胃潰瘍患者、約9割以上の十二指腸潰瘍患者から発見・感染していることが判明されています。

胃潰瘍になると症状はどう現れる?

発病すると食後に痛みが増強するといわれています。症状としては、胃もたれ、ゲップ、心窩部痛、膨満感、胸焼け、食欲不振、背部痛などが出現します。十二指腸潰瘍ではお腹が空いている空腹時に症状が強く現れるとも言われています。

他にも吐血や便に血が混じる消化管出血が見られることがあります。
心窩部痛(みぞおちの痛み)は灼熱感を伴った痛みや鈍痛など、人により様々な痛みを呈します。

胃潰瘍や十二指腸潰瘍の代表的な症状である心窩部痛は、食後と空腹時というように疼痛が現れる場合が異なります。
胃潰瘍の場合は、摂取した食事が胃に入り、潰瘍が形成された部位を刺激するために疼痛が生じるそうです。

十二指腸の場合は、胃酸が潰瘍を刺激するために起こり、ご飯を食べると症状は止まります。
高齢の患者では潰瘍が形成された部位から出血が見られたり、狭心症や心筋梗塞などを合併する可能性かあります。
また無症状でも潰瘍が生じていることのある人もいますので、症状のみで胃潰瘍の重軽度を自己判断するのは困難でしょう。

胃潰瘍の治療とは

胃潰瘍治療は外科的治療、ピロリ菌除去療法、薬物療法のいずれかとライフスタイルの改善が行われます。
外科的治療は、潰瘍に出血が見られる場合や狭窄、穿孔などが合併している場合に行われるようです。

薬物療法はH2ブロッカーなど胃酸制酸剤での内服治療が行われます。
胃酸の産生・分泌を抑制することで潰瘍の回復が見られます。ピロリ菌除去療法は抗生剤を服用し、胃潰瘍の原因であるピロリ菌を除去する方法です。
副作用には発疹や味覚異常などが見られますが、ピロリ菌除去率は8割くらいとなっています。

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