逆流性食道炎
狭心症逆流性食道炎の類似疾患

狭心症

狭心症〜胸の痛み、感じていませんか?

逆流性食道炎

逆流性食道炎の胸の痛みは狭心症の可能性逆流性食道炎の症状の中には胸の痛みを訴えるものがあります。
圧迫感や疼痛などの症状が狭心症と類似していることから、逆流性食道炎などの他疾患と鑑別が困難なこともあります。

狭心症は人により原因・症状が違う

狭心症の色々な症状狭心症は、何らかの原因により血管が狭窄し、血液循環が滞り、心臓に十分な酸素を送れなくなったときに発病します。
血管が狭くなる原因は、生活習慣病の高血圧や高脂血症から続発する動脈硬化が要因の多くを占めていると考えられています。

狭心症は症状により分類されています。
大きく分けて「労作性狭心症」「自発性狭心症(安静狭心症)」の二つに分けられますが、その他にも「安定性狭心症」、「不安定狭心症」、「異型狭心症」、「冠攣縮性狭心症」、「器質型狭心症」といように狭心症にはたくさんの種類があります。

狭心症の各分類ごとの原因

狭心症で現れる症状の感じ方は人によって様々のようです。
胸痛はもちろん、胸が焼け付くような、息が詰まるような、押しつぶされるようなといったように狭心症を発症している人によって違う感じ方をしています。

労作性狭心症

歩行やスポーツなど労力の消費や身体に負担かかる労働作業、神経が昂るなどの興奮状態にあったり、精神性のストレスなどが狭心症を引き起こすと考えられています。
労作性狭心症の発作は安静を保持することで、短時間のうちに症状の改善が見られます。
労作性狭心症の中には安定狭心症と憎悪性狭心症などが含まれます。

体を動かすことによって心機能の働きが活発になり、機能を維持するのに必要な酸素や栄養を取り込むために血液の循環が促進されます。
しかし、動脈硬化などで冠動脈の血管が狭まっていると十分な血液を送ることが不可能となり、栄養を吸収できません。

心筋の保持酸素量は、狭窄の状態が重度だと少しの運動で不足し、狭窄が軽度だと急激なスポーツをした後などに不足します。
酸素が心臓の働きに対して必要量分を供給できなかったときに狭心症発作といわれる症状を引き起こします。

安定狭心症

労作性狭心症の多くがこの安定性狭心症であり、狭心症発作の回数や重軽度などが毎回似たような病状で、安定している狭心症です。
いくら安定した症状を示すからといっても、狭心症としての病状は進行していて、憎悪性狭心症や、不安定性狭心症に繋がる危険性もあります。

憎悪性狭心症

労作性狭心症に分類されている症状でも、発作を繰り返すたびに重症化していく狭心症です。
この狭心症は心筋梗塞や血栓症、動脈瘤、虚血症に繋がる危険性を持つため、入院が必要になることがあります。

自発性狭心症(安静狭心症)

自発性狭心症は発症させる誘因が分かっていない病態です。
体を動かしていない時や安静にしているとき、軽い運動時に症状の疼痛が見られます。
症状は数分で改善を見せますが、就寝中に発生するために命に関わる場合があります。

自発性狭心症の中には異型狭心症や冠攣縮性狭心症、不安定狭心症などが含まれます。

異型狭心症

原因は分かっていませんが、冠動脈がけいれんを起こすことによって発生する狭心症発作です。
睡眠中から起床時にかけてみられる狭心症発作で、心電図で検査を行うと心筋梗塞に似た変化が見られることから発作時の診断は心筋梗塞との鑑別が必要になります。
また、ニトログリセリンの内服で発作症状が改善します。

冠攣縮性狭心症

冠動脈がなんらかの原因により痙攣を起こし、狭窄します。
血液の循環が滞り、心筋の酸素や栄養が減少するために胸痛など狭心症発作を発症します。
夜中と朝の寝起きしているときや、飲酒後などにも起こることがあります。

不安定狭心症

発作が頻発しやすくなるなど回数が定まらず、症状が通常の安静時に起こったり、軽い運動でも起きたりします。
また、狭心症薬であるニトログリセリンの効果が得られなくなった病態を言い、心筋梗塞に繋がる危険性があります。

狭心症で行われる治療とは

狭心症で行われる治療は、薬による内服治療はもちろん、冠動脈バイパス術、経皮的冠動脈形成術(カテーテルインターベンション)という治療法が行われます。

薬物治療

薬物療法では、症状により薬理作用の違う薬剤を使用します。
カルシウム拮抗薬は冠動脈の血管狭窄を改善させ、血管を拡張・酸素の供給を増加させます。β遮断薬は心臓の働きを抑制させる効果があります。

冠動脈バイパス術

狭心症に使用される薬物治療の効果が得られず、カテーテルインターベンション治療も難しい場合や行えない場合に用いられる外科治療です。
冠動脈上に生じた狭窄部位はそのままにし、他の部位にある血管(グラフト)を使い、狭窄が起こった先の血管に繋ぎ、新たな血液の通り道を作る手術です。

経皮的冠動脈形成術(カテーテルインターベンション)

カテーテルと言われる細い管を冠動脈の入り口に挿入し、カテーテルの管の中を通して細い針金を血管狭窄を起こしている部位まで挿入させます。
カテーテルは先端がバルーンと呼ばれ風船状に膨らむ仕組みになっていて、狭窄部位まで辿り着いたらバルーンを膨らませて血管を拡張させるという外科治療です。

狭心症と類似症状のみられる疾患

狭心症から生じる症状は他疾患でも起きるものが多いです。
逆流性食道炎や自然気胸、急性心筋梗塞、肋間神経痛、大動脈解離、胃潰瘍、肺梗塞など多くの疾患と類似しています。また消化器疾患との鑑別は難しいこともあります。

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