逆流性食道炎
治療方法逆流性食道炎の診断・治療

逆流性食道炎の治療方法

完治は可能?〜逆流性食道炎の治療方法

逆流性食道炎

逆流性食道炎の治療方法逆流性食道炎の治療で主に行われるのは薬物療法です。
その他にも外科治療やライフスタイルの見直しなどがあります。

このページでは逆流性食道炎の治療についてご紹介していきます。

薬物療法の効果は?

薬の効果第一に、逆流性食道炎の治療の目的は胃液の逆流を防ぐことや、胃液の産生を抑制することあります。
胃液の食道への逆流を防ぐことで逆流性食道炎の症状の改善が見られます。

しかし、薬物治療で胃酸の産生を抑制できても、胃に送られた食物が逆流することで引き起こされる不快感などが回復しない場合もあります。
また胃液の産生を抑制する治療方法は、中断するとまた胸やけなどの不快感が出現し、再発の可能性が高いとされています。

薬物療法〜胃酸の分泌抑制

症状の緩和には、食道を刺激する胃液の産生を抑制することが治療法の一つとなります。
また薬物治療は症状を緩和させるための対症療法なので、治療開始して時間がかからずに粘膜障害などが治癒することはありません。
胃酸の分泌を抑制するには、普段のライフスタイルや食生活の改善なども必要になりますが、日常生活の見直しだけで症状の改善を図るには難しいものがあるため薬物療法と一緒に行います。
治療での改善や、症状の進行状況で治療薬の増減が行われます。

薬剤での治療は中断すると、発症した当時と同じような症状を呈することがありますので、時間がかかる治療になると思われます。
逆流性食道炎は完治したという方も居ますが、完治しづらく、薬物治療中断による再発繰り返しのために生涯服用し続ける(維持療法)という可能性もあります。

胃酸分泌抑制剤

胃酸分泌抑制剤は胃酸の産生・分泌を抑制する薬剤で、中でもプロトンポンプ阻害薬は胃粘膜壁細胞が胃酸を作り出す段取りから阻害するため、胸やけなどの症状を早期に改善してくれます。

消化管運動機能改善剤(消化管運動賦活剤)

消化管の機能をコントロールする薬で、プロトンポンプ阻害薬などと多剤併用することで効果を示す薬剤です。
食道や胃の働きを活性化させ、逆流した胃液を食道に押し戻す力や、胃に運ばれた食物を腸へ排出する力を上昇させます。

制酸剤

胃酸の濃度を中和する薬剤で、プロトンポンプ阻害薬などの胃酸分泌抑制剤と併用して使用されること多いです。

外科治療

外科治療が適応されるのは、難治性逆流性食道炎の場合や胃酸の逆流や胸やけを繰り返す場合、プロトンポンプ阻害薬などの胃酸分泌抑制剤で効果が得られないときや、食道狭窄などによる出血が見られるとき、食道裂孔ヘルニアが確認されたときや患者自身の希望により手術が行われます。

手術は、機能が低下した噴門や下部食道括約筋を修復させる目的で行われます。
逆流性食道炎を発症している患者の多くは食道裂孔ヘルニアを合併しているため、裂孔した横隔膜を縫合して縮めます。
噴門形成術という、加齢などにより緩くなってしまった食道裂孔を縫合し、食道裂孔部から鏡腔内に突出した胃を正常な位置に正し、胃低部を食道に巻きつけて胃酸の逆流などを防ぎます。

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