逆流性食道炎
原因逆流性食道炎の原因/症状

逆流性食道炎の原因

逆流性食道炎が生じるのは何故か?

逆流性食道炎

逆流性食道炎が発生する理由通常起こる食道炎とは違い、逆流性食道炎は胃液や消化酵素の逆流によって起こるものです。
しかし、その逆流はどうして起きてしまうのでしょう?

逆流性食道炎が生じる謎についてご紹介します。

胃液が逆流する原因

胃液が逆流する理由胃には、胃液が一日1.5〜2リットル位もの量が分泌されています。
その胃液を逆流しないように蓋の役割をしているのが胃の入り口である噴門が防いでいます。
食道は胃液への耐性が弱いので、胃酸や消化酵素の強い刺激にあてられて食道粘膜が損傷しないように働いていくれているのが下部食道括約筋という部位であり、食道と胃の繋がる部位を閉めてくれています。

しかし、何らかの原因で起きる下部食道括約筋の緩みや、胃液が増加で逆流を防ぐことが出来なくなります。
噴門から胃液や消化酵素が逆流して食道に炎症を生じさせ、起床前や午前中の特定された時間になると症状である胸焼けなどを起こすことがあります。

原因には、喫煙・脂っこい食事ばかりを好む・老化・胃の手術後・消化不良・運動不足からくる食道裂孔の筋力機能低下・肥満・朝食がコーヒー1杯のみ・食道蠕動運動の低下などといった内容が挙げられています。

食事摂取量が増えた・脂質/タンパク質の多い食事

一回の食事量が多かったり、脂質/タンパク質の多い食事ばかりを好んで摂り過ぎると、胃の消化機能が低下し、食事を摂取していない普段時に下部食道括約筋の締りが弱まります。
その結果、噴門が開き易くなり、胃液が食道内に戻ってくることがあります。

胃酸の逆流を防ぐ下部食道括約筋が弱まる

老化とともに逆流を防ぐ働きをしている下部食道括約筋の機能が低下したり、胃の手術を行ったことにより下部食道括約筋の形が変わり、胃液の逆流を起こしやすくなります。

胃への重圧(腹圧)が上昇する

肥満により脂肪でお腹を圧迫したり、重いものを胸の前で持つことで胃に圧迫され、胃液が食道に戻り易くなります。

どんな人に逆流性食道炎は起き易いのか?

逆流性食道炎を引き起こしやすい人は、上記でもご紹介したように脂質の多い食事を好む人や肥満体質の人、食べ過ぎ傾向にある人、背中・腰の曲がった人、高齢者、ストレスが多いまたは溜まっている人、妊婦、ピロリ菌の除去治療を受けた人などです。

背中・腰の曲がった人が起こすのは何故?

背中や腰が曲がった姿勢でいると、腹部が重力で圧迫され、腹圧が上昇します。
このような前屈姿勢になったままの状態でも胃が圧され、胃液が逆流しやすくなります。

妊婦が起こす理由

お腹の中で胎児が育つに連れて、母胎も大きくなり胃が上部に押され、胃液が逆流することがあります。

肥満体質の人に何故起きるのか?

肥満と逆流性食道炎の関係性は解明されてはいませんが、腹部の脂肪や体脂肪が増えると胃が圧迫されて、胃酸の逆流が引き起こり易くなると言われています。

胃へ繋がるために貫通している横隔膜部の食道裂孔から胃が押し出され、逆流性食道炎を引き起こす食道裂孔ヘルニアを発症させることがあります。

高齢者に起こり易い理由

人の体は加齢とともに、下部食道括約筋の機能が低下します。
唾液には、逆流した胃酸を薄めて胃に送り戻すという働きがあるのですが、高齢になると唾液の分泌量が減少し、また食道の蠕動運動も低下するため、逆流した胃酸を送り戻すことができなくなります。

【逆食レポート】コンテンツ分類
  • 【逆流性食道炎の原因/症状】一般的な原因や症状以外にも非びらん性・裂孔などの種類を紹介
  • 【逆流性食道炎の診断・治療】内視鏡による検査の方法、手術療法、薬・漢方薬の種類や効果
  • 【逆流性食道炎の合併症】治療を怠ることでバレット食道や睡眠障害などを併発するかも!
  • 【逆流性食道炎の類似疾患】症状(痛み・胸焼け)が似ている食道がん、狭心症、機能性胃腸症を確認
  • 【逆流性食道炎の予防】症状を抑える方法と病気のチェックの仕方をご紹介
  • 【その他の胃・食道疾患】喉頭がん・胃潰瘍などの胃/食道に関連する病気
  • 【コラム】妊婦さんとペット(猫・犬)の逆流性食道炎
【逆食レポート】コンテンツメニュー
  • 逆流性食道炎の症状 - げっぷ/咳・痰/胸痛などの症状はありませんか?
  • 睡眠障害 - 胸やけなどが引き起こす不眠症とは
注目記事(逆食レポート)ランキング